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●AI時代に生き残るもの

  • 5月6日
  • 読了時間: 3分

AI時代に生き残るものは、田舎にある。実家に帰ってそのことを確信した。


この時期ならではの茶摘みをした。とーりの喜び方が尋常ではない。

僕らが茶摘みをしてる間、キャッキャと笑いながら茶葉を積んだり、

虫を追いかけたり、茶のトンネルをくぐったり・・・。

東京の近所にも公園はある.しかし、画素数が違う。

実家は、日本三大秘境と言われた奈良県十津川村。

面積の96%が森林という山の中にあり、そこでの生活は、何千、何万、微生物までいれると、

何百万という生き物の中で暮らすということだ。

春風の心地よいこの季節に、茶葉や野菜を自分の手で摘み、それを飲み食いする体験は、

AIやロボティクスが世界を席巻したとしても、その価値が落ちることはない。

むしろ高まっていくに違いない。


アーミッシュというキリスト教徒がアメリカ、カナダに住んでいる。

現代文明(電気、自動車、スマートフォンなど)を避け、18世紀〜19世紀の生活様式を維持し、

農耕や手工業による自給自足に近い生活と家族や共同体を大切にする暮らしを特徴としている。

このアーミッシュ、病気にかかりにくいということが研究で明らかになっている。

アーミッシュの子供たちは、一般的なアメリカ人に比べて、喘息やアレルギーの発症率が極めて低い。

2017年に発表された研究(米ノースウェスタン大学や東北大学などの共同チーム)では、

インディアナ州のアーミッシュから、

寿命を平均10年延ばす遺伝子変異(SERPINE1変異)が発見された。

オハイオ州のアーミッシュを対象とした調査では、

一般住民に比べてがん全体の罹患率が約40%低いという結果が出ている。

現代文明の中に浸かり切っていった現代人に対して、その道を進まなかったアーミッシュ。

そんなアーミッシュの方が、「生き物として強い」というのは、実に皮肉なことである。

AIを使うことで人間は「豊か」になるだろう。しかし同時に、何かを失い、

人間としての生きる力が弱まっていく可能性も十二分にある。


だから僕はこうして子供を十津川に連れてくる。ここで生まれ育ったことで得られたものを、

ほんの少しでも我が子にも与えたいからだ。

子供を田舎に連れていくサービスを宝物プロジェクトで始めてみることを真剣に考えている。

全国の宝人を訪問し、ついでに牧場や農魚、漁業を手伝わせてもらい、

後で野菜や果実を分けてもらえるサービスがあったら参加してみたくないですか?

子連れはもちろん、バリバリのビジネスパーソンも仕事を引退した人も、大いに癒され、

その価値に敬意を表するほどになるはずだ。


今月始まる「宝物オンラインサロン」の中でそんな企画も、発表してみたいと思う。


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