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2023年度第2回「静岡県の宝物」セミナー開催!




2023年11月21日(火)、「静岡の宝物」第2回セミナーを開催しました。


初めてのご参加の方も多かったため、冒頭では「つけもなか」等をご紹介しながらキーワードである「差異×理解=価値」や「コラボ」について説明がありました。


先輩事業者として、有限会社西尾商店の西尾さんが登壇されました。ジビエの漁師でもある川崎シェフとコラボして新商品の開発中。肉醤を出汁として使い、麺には西尾さんの煮干しを練り込んだそうです。コラボでなければ生まれなかった商品になりそうです。


三重の伊賀でお米づくりやレストラン経営、ジンの製造をされている峯川さんも登場されました。SDGsの観点も踏まえ摘果フルーツや完熟して落ちてしまった梅などを探されているそうです。

早速静岡のキウイや梅などの農家さんとの繋がりも生まれそうが予感がしますね!今後の広がりがとても楽しみです。


 

最初に、カネス製茶さんが登壇されました。原料にもこだわり、非加熱無濾過という製法で作られた高級茶です。1本2万円を超える大変リッチな商品です。羽根からは東京駅で販売されている和牛マフィアの5,500円の駅弁を例に出して、高額な商品も売れている時代性について説明がされました。その後全員でこの商品をどんな場所でどんな人に向けて販売するのが良いかを考えました。高級車の販売店や外資系ホテルのラウンジ(アマン東京など)、飛行機のファーストクラスで提供するのがいいのではないかなどの意見が出されました。


また、梅工房おおいしの大石さんもご登壇されました。八房梅を中心に様々な加工品を作られている事業者さんです。今回は3回目のご参加となりました。西尾さんともコラボしてカツオと梅のドレッシングを製造、試食が行われました。会場や羽根からの評価も大変高く、お酒やご飯に合いそうという意見も出ました。完成度が既に高い商品です。


また、今回は三重からご参加された峯川さんが登壇されました。取り組まれている様々な事業について説明をした後、日本酒から造る「酒じん」についてもご紹介され、試飲が行われました。日本酒を使ったジンは日本でしか作れないもので、その価値を分かっていただけるホテルのバーでも既に取り扱いが始まっているそうです。熱海で若い人向けのお店をされている釜鶴さんからはお店で取り扱えるかもというお話がありました。秀峰の研究をしている学生さんや食用のバラを作られているいっちゃさんとのコラボも起きそうで大変楽しみです。


キウイフルーツカントリーJapanの平野さんも登壇。キウイのバーベキューソースの試食が行われました。辛味の中にしっかり旨味があるソースだそう。会場でも高評価でした。病みつきになるような隠し味が見つかればさらにステップアップしそうです。


いっちゃの喜田さんが登壇。食用のバラを用いたジャムの試食が行われました。先に登場したジンと合わせて楽しむ方法もありそうです。様々なコラボの可能性がある商品です。



 

登壇される事業者さんも多く、静岡以外の地域からのご参加もあり、大変活発なセミナーとなりました。コラボが生まれそうな事業者さんも多く、静岡全体で知恵を出しあって盛り上がっていきそうな雰囲気があります。すでに完成度の高い商品も多く、グランプリに向けてますます楽しみなエリアです。




▼「静岡県の宝物」セミナー詳細






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