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2023年度「佐賀の宝物」第3回セミナー開催!



2023年11月13日(月)、「佐賀」第3回セミナーを実施しました。今回はオンラインのみでの開催です。

冒頭では、佐賀バズらせ隊の宮川大好さんをご紹介。魅力度ランキング最下位の佐賀をPRしていこうとSNSを使って活動をされています。新しい地方創生の形を検証しながら、それに伴って佐賀がアピールされていけば、とお話いただきました。

羽根からは宮川さんにも審査員として参画いただき「バズらせ賞」を選んでいただくのも面白いのでは?などと新しいアイディアが進んでいることが説明されました。


冒頭ではお一人ずつ自己紹介と進捗状況を発表いただき、講師の羽根からはグランプリを見据えたアドバイスがされました。

恵味香の万里川さんは商品だけでなく、先駆者として農法も広めていきたいとのこと。今はおじいちゃんおばあちゃんがSNSでバズりやすいそうです。宮川さんからは、万里川さんの作業を若い女性が手伝うという映像がバズりやすいかも、と早速提案をいただきました。


薬膳香蓮株式会社の横尾さんからはグラノーラが紹介されました。ご自身が薬剤師をしながら東洋医学を用いてアトピーと戦ってきた経緯から生まれた商品。オートミールが身体を冷やしてしまう食品だからこそ、それを補完する酒粕を使うことにこだわったそうです。エピソードを伝えることで「脳食」に繋がり、魅力が高まるという話が羽根からありました。


 

一ノ瀬畜産さんからはミートパイのご試食が届きました。佐賀牛の中でも赤身の強い佐賀和牛を粗挽きにし、佐賀産の玉ねぎとれんこんが使われているそう。羽根からはお食事なのかスイーツなのか、どちらに振りたいのかを考えていくこと、「差異×理解=価値」の差異(パンチ)を作っていくことが大切とのアドバイスがありました。ワークでは全員でさらなる工夫ができないか案を出し合いました。塩麹で肉を漬け込む、白石れんこんとわさびのソース、あえて肉汁が出るような工夫、形状を変える(吉野ヶ里ミート・・!?)と様々な観点から意見が出ました。

呼福の松田さんからは鯖蒲鮨をご紹介いただきました。試食をした羽根からはより差異を出していってほしいという話があり、イスタンブールのサバサンドを例として炙った鯖蒲鮨をフランスパンに挟むといったアイディアが出されました。さらなる進化が期待されます。


かんたく農園の山田さんからは前回のセミナーでもお話が出ていたコラボ餃子についてお話しいただきました。サラダ餃子というキーワードの元、冷凍保存も可能な野菜をメインにした餃子を考案予定だそう。羽根からは青ヶ島で地熱調理した玉ねぎを食べた経験を元に、シンプルな野菜だとしても新しい調理法によって大化けする方法を考えていってほしいとの言葉がありました。

 

オンラインのみでの開催ではありましたが、すでに交流がありコラボのお話をされている事業者さんが多いこともあり休憩時間にも積極的にコミュニケーションが取られていました。グランプリに向けて、商品自体だけでなく見せ方や伝え方にも今後ますます工夫がされ、レベルが高くなっていくことが期待される地域です。

 

▼「佐賀の宝物」セミナー詳細




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