2023年11月23日(水)、「東京八丈島」第3回セミナーを開催しました。
すでに参加者の方同士で良き関係性が多々生まれており、熱気がある会場でした。グランプリも近づいているため、広報の仕方を考えるところからスタートしました。今まで聞いたことがない「差異」×やってみたい!ほしい!と思わせるような「理解」の双方が重要です。また、個人で考えるだけではなく、チームで考えることで新たな発見があることが羽根より説明がありました。
グループ内で自身の事業や商品について、具体的なキャッチコピーを考えるワークが行われました。一人では思い浮かばないような、ハッとするアイデアがたくさん生まれました。また、chatGPTを使って、たくさんの選択肢を増やした上で、より良いアイデアを見つける方法もお伝えしました。
全体シェア1番手には、株式会社樂の魚谷様より、チーズのご紹介がありました。「特別なもの」ではなく、まっすぐ背筋の通った「普通でちょうどいい」手作りチーズです。会場では2種類試食していただき、大好評!同じ八丈島のひんぎゃの塩も入っています。このチーズをもとに、ゴッドファーザーが愛したシチリア島の伝統菓子「カンノーリ」を新しい名物にしたいと検討されています。
全体シェア2番手には、雑貨屋ラミさんが登壇されました。ビーチクリーンで集めた海辺の廃棄ガラスを使ったベイクドシーグラスのご紹介です。電気も薬剤も使い、「ナニカズレテイルナ」と言う感覚を持ちつつも、ゴミから宝物を生み出していくという「エゴ」サイクルプロジェクトです。また、海洋プラスチックも商品開発中です。八丈島という場を活かした「体験型」の商品も面白い!というフィードバックもありました。
三番手には、青ヶ島から参加してくださった、株式会社AOMIの佐々木さんは、ユーチューブで島の様子を紹介されていて、現在、チャンネル登録者数が11万人もいます。青ヶ島は、伊豆諸島に属する火山島で、本諸島の有人島としては最南端。日本で最も人口が少ない市町村です。遠く離れていても、島に来れなくとも、違う形で繋がっていたいという思いを伝えてくださいました。セミナーでお会いした八丈島のみなさんの商品やお人柄など、お伝えすることによって相乗効果が期待できます。
四番手には八丈島特産の農作物を原材料にしたクラフトビールを醸造販売している八丈島麦酒株式会社のビールをご紹介いただきました。セミナーの前日に販売になったばかりの八丈島レモンペールエール🍋販売開始です!地元の味覚とビールという組み合わせは非常に期待ができる!羽根からも話がありました。
非常に和やかな雰囲気のセミナーでした。全体発表する事業者さんに大きな声援をお互いに送り合うなど、積極的にみなさんで良い場をつくられており、多くのアイデアが生まれています。八丈島らしい、地球の息吹を感じる商品が新たに生まれそうです。これからの展開が楽しみです。
▼「東京八丈島の宝物」セミナー詳細
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