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2023年度「滋賀県の宝物」第4回セミナー開催!



2023年10月30日(月)、「滋賀県の宝物」第4回セミナーを実施しました。


冒頭ではグランドグランプリを獲得した経験がある塩職人(木鶏)の塩二郎さんが登壇。グランプリに出場することで様々な事業者さんに出会えることを始め、勝てなくてもメリットはたくさんあるという話がありました。また相手や空間によって商品紹介の話し方や提供の仕方、メニューなども変えているという工夫についてお話いただきました。羽根からは旅館を例に出し、世界観を作ること(全体の統一感)、そして美味しい店の「トイレが綺麗」「生ビールがうまい」という共通点を例に、お店のメインでは無い部分にもこだわることが大切と説明がされました。


また「伝える」ということを切り口に、利根沼田大会のプレゼンを見て全員で意見を交わす時間も取られました。「耳心地の良い一般用語」を多用することは差異がないことに繋がってしまいます。

 

全体発表二番手には彦根観光協会さんが登壇され、ひこにゃんルームについて紹介されました。ひこにゃんが詰まったホテルの部屋や、お土産、大きなひこにゃんと写真が撮れる体験などがあります。ひこにゃんファンでなくても魅力を感じてもらうには?ということで全体ワークが行われました。羽根からはニューボーンフォトの場所の一つとしてひこにゃんルームを提案しては?という話がありました。ひこにゃんファンの母数に比べて赤ちゃんのマーケットが大きいことを活かすなど、マーケットを拡大する取り組みが大切かもしれません。DAOの梅田さんからは、宿泊者限定に配布されるNFTというアイディアが出されました。


三番手にはエムケイタクシーさんが登壇されました。羽根からは近江商人というキーワードを元に企業のオフサイドミーティングツアー(気づきを与えるツアー)という提案がされました。今後湖香六根さんともコラボし、さらに具体的なツアー内容が組まれていく予定だそうです。


全体発表一番手には手づくり工房みゆうさんが登壇されました。そば粉と米粉が使われており、醤油やわさびを合わせた甘くない個性的なスイーツです。どんな飲み物と合わせたら良いかを全員で考えました。辛口の日本酒スパークリング、ほうじ茶のチャイ、温かい緑茶、ウイスキーなどの意見が出ました。お茶屋さんとコラボする予定があるとの話を受け、羽根からは「令和の茶菓子」というキーワードの元ライブ感のある世界観が提案されました。


四番手にはスマイルエンジニアさんが登壇され、小さな椎茸を使った商品(ペペロンチーノ風)の試食が行われました。小さなサイズを活かして、子供たちが気軽に食べられたりお酒のおつまみにもなるスナックという案や、たこ焼きの具材、きのこ醬(中国で人気だそう)など新しいアイディアが多く出されました。

 

4回目ということでどの事業者さんも完成度が高まっていることを感じました。商品自体だけでなくそれをどう伝えていくかということも含めてスピード感を持って皆さんブラッシュアップされているご様子です。今回は塩二郎さんがいらしたこともあり、グランプリのレベル感を知ることが出来た会ともなり、商品と伝え方の両方の面で今後のさらなる進化が楽しみなエリアです。

 

▼「新潟南魚沼の宝物」セミナー詳細




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