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2023年度「奈良の宝物」第2回セミナー開催!

更新日:2023年11月17日



2023年9月22日(金)、「奈良県の宝物」第2回セミナーを開催しました。


はじめてのご参加の方もいらしたため、冒頭に「差異×理解=価値」「C2理論(積み立てる・変える)」について解説があり、一例として田野野塩二郎さんや山地農法が紹介されました。


またカヤの木を育てていた方とクラフトビールの職人さんがコラボしてできた「かやの森ヘイジーエールを」例に、自身の積み上げてきた知識にとらわれていたものが、コラボによって「Thinking outside of the box」 で考えられ、それが差異につながるという羽根からの話がありました。


さらに参加者の方から吉野×葛のコラボ予定話が出たことに添えて「属性マッチ」の話がありました。属性を考え、その中でマッチできるものがないか考えることがコラボに繋がります。


 

全体シェア一番手には蓮根を作られている「自然派農場しもかわ」さんが登壇されました。「ママの野菜は世界一」という言葉をきっかけに始まったという無農薬での栽培をしていらっしゃいます。羽根からはまず商品ができるまでのストーリーが大切という話がありました。レモンの代わりにゆずやカラマンシーを使ってみては?という意見が出たほか、羽根からChatGPTの使い方について解説がありました。新しいアイディアが瞬時に得られる便利なChatGPTを会場の方も含めインストールして使ってみる時間もとられました。


また、全体シェア二番手にはフレンチ系レストランを中心に飲食店専門の野菜(サラノバレタスやベビーリーフ)を栽培している「山浦農園」さんが登壇され、試食としてルッコラをお持ちいただきました。苦味や辛味が強いパンチのあるルッコラをどのように活用していくか、ChatGPTを使ってアイディアを出すワークも行いました。普通に考えているだけでは思いつかないアイディアが飛び出す新鮮さを皆さん感じているように見受けられました。


全体シェア三番手には地域おこし協力隊の方が活動される「かみきたのてしごとlab.」さんが登壇されました。試食として2種のカヌレととちのみブールをお持ちいただきました。カヌレとしては美味しいけれど、それを理由にその土地を訪ねたいというレベルになるには、もっと特徴や「差異」が必要というアドバイスがありました。子

育て中のママが活動しているからこそ生み出せる差異や価値に今後期待が高まります。


また、四番手にはレモングラスの商品を作られている北谷さんが登壇されました。実は、レモングラスは芳香期間がわずか1ヶ月程度のため、粉砕した状態で販売すると香りが飛んでしまうそうです。本来の香りを楽しんでもらうために、カットしていないレモングラスをそのまま販売し、飲む前にお客様ご自身で切ってもらうという商品をご紹介されました。香りが大変良く女性を中心に会場でも人気でした。体験する楽しさもあったようで、会場が盛り上がっていました。


 

ChatGPTを活用してのワークもあり、思考方法を変えてみることで新しいアイディアが生まれる体験をしていただけたセミナーでした。コラボによる成功事例が多数紹介されたほか、全体シェアをされた事業社さんも4社いらっしゃり、新しい情報や刺激を得た事業社さんによるコラボが益々活発化することが期待されます。


 

▼「奈良の宝物」セミナー詳細




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