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2023年度「青森の宝物」第2回セミナー開催!



2023年8月18日(金)、「青森の宝物」第2回セミナーを開催しました。


「素材をとっておきのものに変えていく」というワークショップの中では、ねぶた福財布の事業者さんから「りんごで染めた布や祭りが終わったあとのねぶたを使えないか」というアイディアや、こぎん刺しの事業者さんからは「アップサイクルという軸は崩さずに着物ではない物語性のある布を取り入れてはどうか」など、序盤から実現性の高い活発な意見交換がされたのが印象的でした。




 

全体シェア一番手のテキスタイルさんからは、商品である津軽裂織をこれまでの藍染の布だけでなく、農家さんとコラボをしていちご染の布を使用するようなアイディアが今回のセミナーで生まれたというスピード感のある発表がありました。

さらに、「ユニフォームや暖簾のような商品にしたら新しいのでは?」というアイディアや「高級な見た目も綺麗な猫の爪とぎ」という興味深いアイディアも出ました。


二番手のもりもりさんからは、無農薬トマト(ミニトマト・贅沢フルーツトマト)の発表がありました。枝についたままのトマトがそのままオシャレに販売してあったら魅力的というトマト好きからのご意見があり、それに対して講師から「有機の見て楽しんで食べて楽しめるプレゼント」というコンセプトも提案がありました。



三番手の株式会社A-berryさんからは、三内丸山遺跡から発想をして青森市という土地とコラボをしていくという発想のもと、縄文時代の能動性やロマンを反映させた体験型の商品も検討していきたいという発表がありました。現地視察や試作のスピード感も大変早い事業社さんで、新たな挑戦が楽しみです!


四番手の松栄堂さんは、これまで培った技術をうまく機能させていきたいという心意気のもと、塩バター最中を新しい形にしていくためのアイディアを探しているとのことです。会場からは生地をクレープやクロワッサンの洋風にしたらどうかというアイディアや、講師からは、とらや様の事例の紹介がありました。自社の商品の強みを活かしたまま、「世の中の新たな動きに耳を傾ける」という話を受け、さらなる進化が楽しみです。


 

セミナーの現地会場はもちろん、オンラインの参加者さんからも活発な意見交換があり、アイディアの出しやすい雰囲気でした。DAOの方もいらっしゃったということで、青森だけでなく他地域に関するお話もさらに聞くことができた素敵なセミナーでした!



▼「青森の宝物」セミナー詳細




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