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【羽根コラム】JapanGPレポート〜新しい地方創生の形①〜市長も泣いた東北新社賞のすごさ&これから始まる「宝物・地方創生映像ネットワーク」〜

更新日:2月13日




今回のグランプリでは、CM界の巨匠、中島信也さんによって作られた東北新社賞の発表があった。


昨年度、グランドグランプリに輝いた新潟県南魚沼市の今成漬物さんの商品の広告映像を制作するという賞だった。

そしてその映像が、新潟から駆けつけてくださった南魚沼市長と共に、大きなスクリーンの真ん前で初視聴して頂いた。


会場が暗転し、映像が流れた。

静かにうつろう南魚沼の景色とともに、今成さんの心情がたんたんと語られていく。

水のように流れる心に染み入る音楽。この音楽は、ハリウッドでも活躍し、NHKの朝ドラ「エール」の音楽担当もしたという瀬川英史さんが特別に書き下ろしてくださったものだった。


映像が終わり、会場が明転した。

会場から大きな拍手が流れた。

今成さんと市長の目からは、大粒の涙がこぼれ落ちていた。

僕もMCの西村さんも涙を堪えるのに必死だった。


これは本当に名作である。是非、今日、お休みの日に、できれば静かな部屋で音付きで見てほしい。

地方を出て、東京に行っている人が、これを見ると涙すると思う。


やっぱりプロってすごい、日本トップレベルってすごいということだ。


僕も映像が好きなので、ある程度は撮影指示や編集指示もできる。でもこの映像を見せられたら、唸るしかなかった。


一部の無駄もなく、ぐっと映像に惹きつけられていき、そして最後にはぎゅっと心を締め付けられていく。しかし、悲しく思わるのではなく、このつけもなかを食べてみたいという気にもさせられる。


是非、以下、映像の力、東北新社のすごさを見てほしい。

●東北新社賞・つけもなか広報映像発表シーン


地方創生では、これからはますます、映像の力が大きな力を発揮していくと思われる。ただ、景色を映す、商品を映す、だけではもったいない。地方には、今成さんのような「物語」がいっぱいある。しかし、この物語は、間違いなく、宝物グランプリによって抽出され、意味のある物語に昇華していった。

今後、「宝物×映像のプロフェッショナル」で、益々、異次元の効果を生み出していきたいなと思った。


林市長が、この映像を是非、南魚沼から出て行った人に見てもらい、「巡ってきてほしい」とおっしゃっていた。そう、流されているのではなく。巡りに巡って・・・。


中島信也さんとは、今後、全国の映像撮影やドローン操縦ができる人々をつなぎ、「宝物・地方創生映像ネットワーク」を作り上げましょうという話をしている。


信也さんにスーパーアドバイザーになって頂き、みんなで映像の技術を磨き上げ、地方創生に貢献し、世界に発信していくプロジェクトをやりましょうと話している。ここにインフルエンサーにも関わってもらえれば、これまでにない発信ができるはず!


こうした映像作成に興味がある人は、是非、コメント欄、あるいはメッセージを羽根までお送りください。


ここから面白いものを信也さんら、映像の世界の人たちといっしょに作っていきたいと思っています。

是非、この宝物×映像プロジェクトにも注目してください。


中島信也さん、なかしまりゅう監督、そして中島さんをご紹介くださった三井さん、そして撮影、編集に関わった東北新社の皆さん、本当にありがとうございました。


心から感謝いたします。




▼ にっぽんの宝物 JAPANグランプリ2022-2023 グランドグランプリ 受賞結果


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