2021年度「圏央道の宝物」第3回セミナー開催!

更新日:2021年11月18日




10月15日(金)に、2021年度「圏央道の宝物」第3回目となるセミナーを開催しました。


今回のセミナーは、圏央道大会前の最終回。

特に商品の「伝え方」について取り上げ、昨年の宝物グランプリで受賞した事業者さんから生の声を聞き、講師からも上手な商品説明の例を用いながら解説を行いました。来るグランプリに向け、エントリー時に必要な文字での商品説明や、グランプリでのプレゼン方法など、商品の「伝え方」をもう一歩ブラッシュアップをするよう、事業者さんの背中を押す回となりました。


 

全体発表の時間では、千葉県で日本料理の味処を経営されている事業者さんが発表。

イボキサゴという巻貝の一種の出汁を入れた、あさりカレーをプレゼンしました。


こちらの商品は、アサリを食べてしまうイボキサゴに悩まされてきた漁師さんを、なんとか助けたいという思いで作り上げたそう。厄介者のイボキサゴをアサリカレーの出汁として有効活用できるように研究を重ね、出来上がった商品です。



試食後、講師の感想としては、「レトルトカレーは難しく、元々のカレーの味が美味しくとも、レトルトにすると味が落ちることが多いが、それでも貝の味がして割とおいしかった」と味については高評価でした。


続けて、「もう少し頑張って欲しいのが、事業者さん、漁師、お客さんのそれぞれがまだ点に見えるので、線で見えるようにすること」と、商品ストーリーの伝え方についてコメントしました。


このように大義名分があっても、消費者にとってはあまり関係ないものとして捉えられがちです。商品の美味しさも大事ですが、全国各地にあるレトルトカレーとの差異を生むためには、「大義」を強く押せるように「伝え方」を工夫することがポイントになります。


講師からのアドバイスを受け、事業者さんはグランプリでの受賞を目標に、更なるブラッシュアップに意気込まれました!グランプリのプレゼンでは、事業者さんがどのように商品ストーリーを伝えるのか期待が高まります。


 

続いて、東京都からは、パン屋を営む事業者さんが発表。

こちらの事業者さんは、理念に安心・安全第一を掲げ、低糖質素材、かつ特許を取得したこんにゃくペーストを使用したパン、ロカボパンの「ロカパ」を販売されています。


会場では、トマトを練り込んだ「ロカパ」の試食を実施。



試食後、会場参加者に感想を伺うと、「もちもちの食感が良く、味もとてもおいしい」「食べ進めるとチーズが出てきて、噛んでいるうちに旨みが広がっていった」と好評でした。一方で、「食感が特徴的だが、もち粉でも同じような食感が出せそう」といった意見もありました。


講師は、「以前、事業者さんのもとへ訪問したときに頂いた、熱々のパンの方がやはり焼きたてで美味しかった」とコメント。グランプリでは、審査員に一番ベストな熱々の状態で食べてもらえるように、1分単位で調理コントロールする必要があることを伝えました。


徹底的に調理コントロールをした例として、昨年焼き芋スイートポテトでグランプリを受賞した事業者さんを紹介しました。こちらの事業者さんは、審査員に食べてもらう直前までトースターで温め、試食が始まるなんと30秒前に熱々の状態のスイートポテトを提供されました。


グランプリの発表では、熱のコントロールや盛り付けなど、商品の魅力が最大限に伝わる「食べさせ方」も重要になりますね!



いよいよ圏央道大会開催が迫り、出場事業者さんの全体発表からはグランプリ受賞への積極的な姿勢を感じました。今回のセミナーで、事業者さんは、伝える技術の中には、話し方だけではなく、見せ方、伝え方、食べさせ方まで含まれることを意識し、グランプリに向けた最終ブラッシュアップに取り組まれるようです!


1都4県から力を持った事業者さんが集う、「圏央道の宝物」グランプリは、今年も大いに盛り上がりそうです!


 

▼「圏央道の宝物」セミナー詳細