9月27日(月)に、2021年度「圏央道の宝物」第2回目となるセミナーを開催しました。
今回のセミナーでは、自社目線や消費者目線に加え、「メディア目線」を意識したブラッシュアップ方法や、コラボのポイントである、お互いの強みを掛け合わせて両者の価値をアップさせる「掛け算のコラボ」について講師羽根が解説し、参加事業者さんが新たな知見を得る時間となりました。
全体発表の時間では、なんと2社の事業者さんが、同じく大福を発表。それぞれどのようなフィードバックがあったか、ここでご紹介します!
まず、1社目の事業者さんは、フルーツ大福を発表。
試食後、講師羽根からは「甘すぎる」とのコメントが。
「昭和期は、甘いことが幸福だったのでお菓子も甘く甘くしていたが、スイーツもだんだん洗練されてきて、酸味なども入れてきている。」と、最近の世の中の傾向を解説しました。
「とはいえ、甘みを抑える=何かを失うことになるので、砂糖に変わる何かを入れないといけない。」とアドバイス。社会の流れに沿いつつ、他の商品との「差異」を生むブラッシュアップに、今後期待です!
続いての事業者さんは、プリンと大福を掛け合わせた「プリン大福」を全体シェア。
大福の中に入ったプリンは、卵にこだわって作っているそう。
試食後、宝物社スタッフより「プリンの素材の良さをもっと知りたい」「大福とプリンをどういったバランスで伝えるのかを考えてほしい」とフィードバック。
「大福とプリンのバランスを改善するにあたって、メディアで紹介されるときにどう切り取られるかを考え、素材の良さを出したいのであれば、伝えたい部分をもっと前に出すのが良い」とアドバイスしました。
例えば、プリンを前に出してはどうか?ということで、「“外で食べられるプリン”として、冷凍しておけば、アウトドアやお散歩に簡単に持っていけるのでは?」と講師羽根からもアドバイス。この大福が今後、どのように変化していくのか楽しみになります!
今回のセミナーは、商品を作る上で、社会の流れに沿っているか、誰の目線に立つかなど、ブラッシュアップ方法への視野が広がる内容となりました。オンラインでのグループワークでは活発に意見が交わされ、参加者同士の繋がりも強まった様子。グランプリまで残り1回のセミナーとなりましたが、圏央道を通じた、他県の事業者さん同士のコラボレーション実現に期待が高まります!
▼「圏央道の宝物」セミナー詳細
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