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2023年度「青森県の宝物」第2回セミナー開催!

  • activelearninginte
  • 2023年8月19日
  • 読了時間: 2分

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2023年8月16日(木)、「青森の宝物」第2回セミナーが開催されました。



序盤では、「素材をとっておきのものに変えていく」というワークが行われ、ねぶた福財布の事業社さんやこぎん刺しの事業社さんからは、実現性の高いアイディアが次々に提案されました。例えば、りんごで染めた布や祭りが終わった後のねぶたを再利用するアイディアが共有され、活発な意見交換が行われました。


一番はじめに発表したテキスタイルさんは、これまでの藍染の布に留まらず、農家とのコラボレーションによりいちご染の布を使用した商品を提案し、ユニフォームや暖簾のようなアプローチも示唆されました。また、「高級な見た目も綺麗な猫の爪とぎ」といったユニークな発想も浮かび上がり、新たな可能性が広がっています。


これに加え、もりもりさんは、二番手の企業として、無農薬トマト(ミニトマト・贅沢フルーツトマト)の販売に新たなアプローチを提示しました。トマト好きからの提案に応え、枝についたままのトマトをオシャレに販売するという斬新な発想が話題となりました。講師からの「有機の見て楽しんで食べて楽しめるプレゼント」というコンセプトも取り入れ、新しいトマトの魅力を引き立てます。


そして、三番手の株式会社A-berryさんは、三内丸山遺跡からの発想を基に、青森市とのコラボレーションを通じて縄文時代の能動性やロマンを反映させた体験型の商品を提案しました。現地視察や試作のスピード感があり、新たな挑戦を楽しみにしている様子です。これらの企業の熱意とクリエイティブなアイディアが、今後のビジネスの展望を明るくしています。


四番手の松栄堂さんは、培った技術を更に発展させるため、塩バター最中を新しい形にするアイディアを模索しています。クレープやクロワッサン風の洋風生地へのアプローチに加え、とらやの成功事例を参考に、自社商品の強みを活かしつつ市場の新しい動きに敏感に反応していく構えが印象的です。これにより、ますます進化を遂げるであろう商品が期待されます。このような企業の積極的なアプローチは、産業全体に新しいアイディアと刺激をもたらし、地域経済の活性化に寄与することでしょう。

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今回のセミナーでは、現地参加とオンライン参加があり、両方から活発な発言があり、アイディアが次々と出されるアットホームで協力的な雰囲気で進行しました。DAOの参加もあり、青森だけでなく他の地域に関する情報も共有され、セミナー全体から充実感が感じられました。新たな挑戦や進化が期待されるセミナーとなりました。



▼「新潟南魚沼の宝物」セミナー詳細




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