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ライフタイム・フードエクスペリエンス〜日本の食体験に新しいページを刻んだ日〜



6月18日、ミッドタウン日比谷のBase Qにて、にっぽんの宝物お披露目会が開催された。2月に同じ場所で開催されたにっぽんの宝物全国大会。会場のBASE Qさんの粋な計らいで、その時、グランドグランプリをとった事業者さんに対して、副賞として、この「お披露目会」がセッティングされているのだ。今年で3年目♪

BaseQさん、そして光村さん、いつもありがとうございます。

このイベント、今年はさらに趣向を凝らしてみた。 

ただ、一位の事業者を紹介するだけでなく、上位何組かをお招きし、参加してくださった皆様に、「今日の一位」を選んで頂くという、まさにグランプリ形式の食事会に昇華してみた。

宝物のグランンドグランプリに参加した事業者は、いわば宝物の「柱」。宝物のトップ事業者、柱が大集結して、実際にグランプリさながらのプレゼンを行い、そして、絶品料理を次々と召し上がっていただく。

グランプリスタイルで実施すれば、これまでのレストランなどとは、異なる食体験を提供できるのでは?と考えたのだ。

事業者さんも、グランプリの時より落ち着いていて、すでに風格も見られるほどであった。

案の定、大いに盛り上がった。

みんなワクワクしております、かつ、あまりのおいしさに本当に幸せそうだった。

僕はいつもグランプリをやっている時、

「なんて美味しいんだろう。これがコース料理になって出てくるレストランがあれば絶対に流行るのに・・・」と思っていた。

その念願が遂に叶った気がした。

「めちゃくちゃおいしかった」「驚いた」「人生で一番美味しかった」

こんな声があちこちから湧き上がってきた。

ただ美味しいと言うだけで、この体験が提供できるわけではない。

「事業者の生き様×絶品料理×キュレリテーション」

 注)キュレリテーションとは、キュレーション&ファシリテーションを組み合わせた僕の造語

この三つが揃う時、

ライフタイム・フードエクスペリエンス(=生涯の記憶となるような食体験)

が生み出せるんじゃないかと思った。

会場を盛り上げてくれたのは、事業者さんだけではない。グランプリの審査員である東北新社の中島しんやさん、その中島さんをご紹介くださった三井さん、お酒のエキスパートの手島麻記子さん、さらにはいつもMCでサポートしてくださっている西村さんやマサさんまで参加してくださった。

宝物ファミリーの皆さんが集まって下さると、会場の雰囲気が格段に良くなる。みんないい人だから、そのパワーが連鎖していくるのだ。

そして、初めて来た人たちも、みんなすぐに宝物の応援団になってくださる。みんなSNSで宝物のことをペタぼめしてくださっていた。

今回は1日かけて、計3部構成でイベントを実施させて頂いた。

それぞれ、

1部 20名 

2部 25名

3部 12名

事業者 5名

と述べ人数63名の申し込みがあった。

宝物DAOメンバーの皆さんとの顔合わせは初めてである。

遠路はるばる、このためだけに来てくださった人たちも多くいた。

以前から僕のことを知っていらした方も、初めての方も、まるで旧知の中のように宝物の未来を話しあってくださった。

DAOっぽいなあと思った。

しかし、ここまでいい感じだと、ぼくの中では不満足センサーが働き始める。

いやもっとこうしたかった、このやり方より、こちらのやり方の方が良かったんじゃないか?といろいろ考えてしまうのだ。

個人的にはまだ目指すところの半分にも至っていないと言うのが正直なところ。

この壁を乗り越えられれば、世界に「食の新しいページ」を刻む流れが作れるんじゃないかと思われた。

まだまだ上の体験を目指して、ブラッシュアップしていきたい。

ご参加してくださった皆さん、そして事業者の皆さん、そしてよく頑張ってくれたうちのスタッフのみんな、本当にありがとうございました。

次は秋くらいにやりましょうか?

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